http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021700831&g=eco
環境省は、印鑑などの象牙商品を取り扱う事業者について、届け出制から登録制に改め、
罰則を厳しくする方針を固めた。悪質業者の排除に向け国内市場の管理を強化するのが狙い。今国会に種の保存法改正案を提出し、来夏の施行を目指す。
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象牙は、絶滅の恐れがあるアフリカゾウを保護するため、１９９０年にワシントン条約で輸出入が禁止された。
日本は禁止前の８１～８９年だけで２０００トン超を輸入している。
合法的に輸入された象牙の国内取引は禁止されておらず、象牙製の印鑑やアクセサリーなど
を扱う業者は事前に届ければ売買できる。未届けで売買した場合でも、罰金を支払えば事業を続けられる仕組みになっている。
同省は管理を強化するため、登録制を導入。違法取引をしたことがある業者の登録を認めないようにしたり、
５年ごとに登録業者の適格性を審査する手続きを設けたりすることを検討している。（2017/02/17-14:19）
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