【テニス】錦織圭 決勝進出!完全アウェーの中地元ベルロクに逆転勝ち

 男子テニスのアルゼンチン・オープンは18日(日本時間19日)、ブエノスアイレスで行われ、シングルス第1シードで世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は準決勝で主催者推薦出場で地元アルゼンチンの同77位カルロス・ベルロク(34)と対戦し4―6、6―4、6―3で逆転勝ちした。
決勝では同66位のアレキサンドル・ドルゴポロフ(28=ウクライナ)と対戦する。

 地元のベルロクへの大きな応援の中始まった準決勝。第1セット、錦織はファーストサーブの確率が59%と苦しみながらもサービスゲームをキープしていたが、第9ゲームをダブルフォルトが出てブレークされ、続く第10ゲームも先行しながらミスも出てブレークバックできず。
第1セットを4―6で落とした。

 第2セットは錦織が3ゲームを連取。だが、4―2からの第7ゲームをブレークバックされるなど流れをつかみきれず4―4と追いつかれてしまう。
それでも、何とか粘り第10ゲームをブレークして第2セットを物にした。

 第3セットは1―1からの第3ゲームをブレークされるが、第4ゲームでブレークバック。
疲れの見えるベルロクに対し、第6ゲームもブレークし一押し切った。

 両者の対戦はこれで錦織の2勝1敗。過去2回とも2013年に対戦しており、4年ぶりの顔合わせとなる。ベルロクは2回戦で第3シードのD・フェレール(スペイン)を破っている。

 準決勝のもう1試合は同66位のアレキサンドル・ドルゴポロフ(28=ウクライナ)が同25位で第4シードのパブロ・カレノブスタ(25=スペイン)を7―5、6―2で破り決勝進出を果たしている。
錦織との対戦成績は錦織の5勝0敗。最近では昨年のバルセロナOP準々決勝でストレート勝ちしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170218-00000144-spnannex-spo
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