【遺伝子】ゲノム編集、ヒト胚への応用一部容認を提言 米科学アカデミー

ゲノム編集、ヒト胚への応用一部容認を提言 米科学アカデミー
2017年02月17日 09:33 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月17日 AFP】米科学アカデミー(NAS)は今週、生物の遺伝情報を改変する技術「ゲノム編集」について、将来的にはヒトの胚でも認められるべきとする提言書を発表した。
病気を防ぐ目的に限るとはしているが、倫理的な問題が指摘されている同技術をめぐって新たな論争に発展した。
 
NASの提言を受け、一部の研究者らは、ある特定の個人の知能を大幅に上昇させたり、特別な身体的能力を持つ人を創造したりすることを目的にゲノム編集技術が悪用される恐れがあるとして、懸念を示した。
 
提言書には、「配偶子または初期胚に存在する塩基対の追加や削除、置き換えといったヒトの生殖細胞系列のゲノム編集の臨床試験は、将来認められる可能性がある」と記され、「これは重篤な疾患に対して厳しい監視下で行われる場合に限られる」との条件も併記された。
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▽引用元:AFPBBNews 2017年02月17日 09:33
http://www.afpbb.com/articles/-/3118014