【通貨スワップ】韓国の政治家たちにとって慰安婦像を祀ることが最優先のことなのか

通貨スワップ。日常生活では縁のない言葉だ。国の経済が窮地に立ったとき他国から支援を受ける高度な政治判断を伴う経済用語だからだ。
今の日本はいろいろな批判はあるにせよ安倍政権の経済政策は着実に成果を上げていると言われている


▼国の政策がしっかりして国民の生活が安定することが政治の本筋であることは言うまでもない。
 グローバル化して休みなく取引が行われている世界市場のなかでは政策が安定して国民が平穏に暮らしている国の貨幣価値が信頼の裏付けとなる


▼日本の円は国際的な信用を得てあらゆる場所での換金が可能な国際決済通貨と言われている。
 世界二大通貨と言われる米ドルやユーロに日本の円を加えて世界三大通貨とも呼ばれる。円は世界市場でそれほどの価値を持っているのだ


▼1月9日、日本は韓国から大使と釜山総領事を帰国させた。その際韓国との通貨スワップ協議を中断するとも通告した。
 メディアは大使や総領事を帰国させたことを大きく報道したが、スワップ協議の中断こそ韓国にとって大きな痛手となっているのではないか


▼朴大統領と民間のなれ合いは国の経済を揺るがすような事態にまでなっているのだ。
 2018年2月に予定されている平昌冬季オリンピックの開催すら危惧され、造船・海運といった基幹企業の業績悪化で国の経済が危ぶまれている


▼それにもかかわらず「最終的かつ不可逆的に解決する」と約束した慰安婦問題を反故にして、
 韓国の世界市場での取引の後ろ盾となる日本との通貨スワップ協定に向けての協議を破たんさせ、
 市民の反日運動に油を注ぐ韓国の政治家たちにとって慰安婦像を祀ることが最優先のことなのか、と思える韓国の現状だ。


2017年2月18日(土) 9:01
http://www.miyakomainichi.com/2017/02/97350/