【慰安婦問題】 「米国で慰安婦少女像設置後、韓国の子供による日本人いじめが日常化した」~自民党の調査報告書[02/17]

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▲'反日工作によって日常化された日本人いじめ'というタイトルの説明

日本の右翼勢力が米国で慰安婦少女像設置後、現地の日系青少年に対するいわゆる「いじめ」が蔓延するようになったと主張した。

16日、日本執権自民党議員と右翼団体会員などが参加した合同会議でこの様な内容の「海外居住日本人の子供、集団いじめ実態報告」が発表された。米国の慰安婦少女像は2013年7月30日、カリフォルニア州グレンデール市立中央図書館前で開かれた除幕式と共に一般に公開された。

産経新聞によればこの日、東京千代田区自民党本部で開かれた合同会議には自民党議員や高橋史朗、明星大教授、オーストラリアで慰安婦少女像設置に組織的に抗議活動した右翼団体「オーストラリア・ジャパン・コミュニティ・ネットワーク」(AJCN)代表、山岡鉄舟等が参加した。

彼らは慰安婦少女像の米国設置を制止できない日本政府を批判し、海外に居住する日系青少年に対する韓国系と中国系青少年などの集団いじめ実態を含む報告書を発表した。報告書を作成した高橋教授は米カリフォルニア州グレンデール市に慰安婦銅像設置後、韓国系と中国系の青少年が「日本人は臭い」とからかって唾を吐くなどのいじめがおおっぴらになったと主張した。彼はまた、現地日本総領事館は学校で発生する集団いじめを防ぐためのどんな措置も取らず、被害を受けた父兄も学校長との関係悪化を憂慮して被害を訴えないと指摘した。

会議に参加した自民党議員らは「外務省が戦略的に歴史的真実を知らせなければならない」として「外務省と文部科学省は韓国青少年に集団いじめにあう家庭の子供たちを支援しなければならない」と声を高めた。引き続き「在外日本人たちを脅かす深刻な問題が発生した」として「名誉回復とは別に対処しなければならない」と日本政府の対策を要求した。

これら議員が'名誉回復'に言及したのは日本軍が慰安婦を強制動員したことがなく、かえって韓国女性たちが金儲け目的で志願したなどの日本右翼勢力の主張を海外でもそのまま貫徹するという意志を明らかにしたと解釈される。

従って今回の実態報告は韓国はもちろん、海外でも慰安婦少女像設置を防ごうとあちこちで努力する日本右翼勢力と政府に名分を用意する目的で調査されたという観測が提起される。

原田義昭自民党国際情報検討委員長は「慰安婦少女像には全て日本が悪く誤った点だけ強調されるなど悪用された」と主張した。これに他の議員らの間でも「韓国など海外の様々な国で日本軍による組織的な強制連行事実を認めないように政府が出なければならない」という意見が相次いだ。

イ・ドンジュン記者

ソース:(韓国語) 日本自民党"慰安婦少女像設置後韓国子供たちが日本子供いじめする"
http://www.segye.com/content/html/2017/02/17/20170217001025.html