【バスケ】<Bリーグ>田臥とNBAプレーヤー、13年ぶりに再戦へ

バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)の栃木ブレックス(東地区1位)は18、19の両日、ホームのブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市元今泉5)に、三遠ネオフェニックス(中地区2位)を迎える。注目は、NBA(米プロ協会)で対戦経験のある2選手の「再戦」だ。日本初のNBAプレーヤーであるブレックス田臥勇太選手と、米国出身で三遠のジョシュ・チルドレス選手は舞台を日本に移し、13年ぶりに同じコートに立つ。

 2004年11月、当時サンズに所属していた田臥選手はホークスとの開幕戦で、NBAデビューを果たした。「公式戦に出られたことは自分にとってとても意味のあるもの」。今でも、一つ一つのプレーを鮮明に覚えているという。

 一方、その試合でホークスからデビューしたのが、チルドレス選手。ルーキーながら開幕戦に出場し、田臥選手と同じ時間帯にプレーした。チルドレス選手は「(田臥選手は)クリエーティブな選手。日本から多くのメディアが来ていたのも印象的だった」と振り返った。

 田臥選手は、相手の印象について「ドラフト上位の選手なので知ってはいたが、ポジションが違ったので(覚えるには)正直余裕がなかった」と苦笑い。ただ、「経験があり、サイズがあるのに器用な選手」と警戒する。

 日本でNBA経験者の対戦が実現するのは、既存のリーグが統合してスケールアップしたBリーグ効果の一つだろう。田臥選手は「ここでプレーしたいと思えるようなリーグになるように、自分たちが頑張っていきたい」と意気込んだ。【野田樹】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000070-mai-soci