【国際】ドバイの超高層ビルで撮影中のモデル、300メートルの高さからスタッフの右腕ひとつで宙ぶらり 命綱なしのスタントで転落騒動

304.8メートルという高さから、モデルの若い美女が宙にぶら下がってしまった。
命綱も着けていない中、彼女の命はスタッフの男性の右腕ひとつにかかっていた。
このほど中東ドバイのある高層ビルで…。

なんとも危険な状況にさらされたのはロシア・サンクトペテルブルク出身のモデルViktoria Odintsovaさん(23)。
撮影されたのは、“ねじれタワー”あるいは“インフィニティ・タワー”とも呼ばれるUAEドバイの「カヤン・タワー(Cayan Tower)」であった。
湾岸沿いに2013年にオープンした75階建ての超高層ビルで、目下には有名なザ・パーム・ジュメイラが広がっている。

実はこのシーン「人々をあっと言わせてみせる」という強い思いをこめ、意図的に撮影された命懸けのスタントであった。
男性スタッフとその腕力を信じて勢いよく壁を蹴り宙に飛び出したViktoriaさん。
カメラマンはそんな2人の様子を斜め上から撮影した。

その動画は300万人以上のフォロワーを持つ彼女のインスタグラムにさっそく投稿された。
本人は「よくこんなすごいことを達成できたものだと私自身まだ信じられないくらい。

この映像を見るたびに手のひらに汗をかいてしまうのよ」と説明。
自分で自分を褒めてあげたくてたまらないようだ。

だがファンからは批判的なコメントが続出している。
命綱を用意しなったことに「死んだらどうするつもりだったのか。

あまりにも無知で無謀」「危険行為を煽るようなもの。逮捕がふさわしい」「親の気持ちを考えたら命を粗末にするものではない」との声が圧倒的だ。
有名人だからこそ、もっとほかの形でも人々をあっと言わせることができたはず。
そこをよく考えてみる必要があったようだ。

向こう見ずな若者が高層ビルで「エイヤッ!」と肝が冷えるような動画を撮影した例はほかにもある。
イスラエルではたった8秒のバク宙動画が「コワすぎる!」と話題を呼んだ。

地上150メートル、高層ビルの40階からせり出ている梁は幅50cmというなか、少年はバク宙に挑戦。
しかし着地でバランスを崩してしまった。親からどれほどの説教をくらったか想像に難くない。

ちなみに2020年に万博開催が予定されているドバイでは、回転式展望台がブルジュ・ハリファを“見下ろす”超高層タワーの完成が待たれている。
外壁にはスチールとガラスが多用され、ライトアップにより美しく輝くことになるという。

しかし早くもそれに対抗するライバル・ビルが現れるもよう。
サウジアラビアのジェッダに建設中の「キングダムタワー(=ジェッダ・タワー)」は167階建ての1007m(尖塔高)。
完成は2019年を予定している。

http://i.imgur.com/iEl5qE4.jpg
http://netallica.yahoo.co.jp/index.php/news/20170217-16707422-techinq