昨季限りでC大阪を退団した元日本代表FW田代有三(34)が、オーストラリアでプレーする可能性が高くなった。
オーストラリア紙のイラワラ・マーキュリー(電子版)は17日、2部相当のナショナルプレミアリーグ・ニューサウスウェールズに所属するウーロンゴン・ウルブスが田代を獲得することで合意間近と報道。08年に日本代表で3試合に出場し、昨季J王者鹿島などで活躍した田代の経歴を紹介し、クラブにとって最近で最も大きな補強となりそうだと伝えた。
1980年創設のウーロンゴン・ウルブスは、オーストラリア南東のニューサウスウェールズ州ウーロンゴンが本拠地。昨季は12チーム中11位と低迷した。昨季22試合で計23得点に終わった決定力不足解消の切り札として、2つある外国人枠の1人として迎える田代に期待を寄せているという。
2部相当のナショナルプレミアリーグ・ニューサウスウェールズと、1部にあたるAリーグはそれぞれ独立しており、昇格、降格はない。ただし、Aリーグは18~19年に2チーム以上のエクスパンション(チーム拡張)を行う予定。ウーロンゴン・ウルブスは今月に発表される拡張チームに選ばれることが有力視されており、田代は18年からAリーグでプレーできる可能性がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170218-00000116-spnannex-socc