【21:00 STOP】「スマホは午後『9じら』に消して」岡山・倉敷の高校生らが啓発消しゴム配布

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170218-00010000-sanyo-l33

スマートフォン・携帯電話の適切な利用を考える「OKAYAMAスマホサミット2016」
に参加した高校生が企画し、午後9時で使用をやめるよう呼び掛ける啓発用の
消しゴムが完成した。「9時」にちなんだクジラのイラスト「スマホ9じら」をあしらい、
岡山県内の全高校生約5万5千人に配布した。

消しゴムは縦3センチ、横2センチ、幅1・7センチ。メンバーが通う倉敷南高が従来、
スマホ・携帯の使用を終える目安に掲げていた「午後9時」を県内全域の高校に
広げようと、身近な消しゴムに着目。昨年8月から同校や真庭高の生徒が
中心になって準備していた。

消しゴム本体に青色の「スマホ9じら」をデザインしたほか、カバーにはスマホ画面の
中を泳ぐ9じらのイラストと「21:00 STOP」のメッセージを盛り込んだ。
生活リズムを整えよう▽情報モラルを守ろう▽自己コントロールをしよう―という
サミット内で決めた「スマホ3ヶ条」も掲載した。

企画に携わった倉敷南高2年の河原菜摘さん、小野拓真さん、川上裕生さんは
「消しゴムがスマホの利用方法を見直すきっかけになればうれしい」と話している。

サミットは県教委、岡山市教委、山陽新聞社が主催。全国的にインターネットトラブルが
相次ぐ中、ネット接続が容易なスマホの使い方を子どもたち自身に考えてもらおうと、
14年11月に始まった。サミット2016は15年12月~16年7月に計4回開かれ、
高校生部会には6校12人が参加し、啓発用ちらし、うちわも作った。


スマホサミットの参加生徒が企画、デザインした消しゴム
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20170218-00010000-sanyo-000-view.jpg