【格闘技】中井りんがパンクラスに対し、契約解除の意向示す

2月10日(金)付けのブログで突然の活動休止を発表し、ファンを驚かせている総合格闘家
中井りんパンクラス ヴィーナス)。15日(水)には主戦場であるパンクラスの酒井正和CEOが
声明を通じて、中井のパンクラス女子バンタム級タイトル返上と階級転向を明らかにしたが、
これに対して中井が「真意と違う」と反論している。

ここ最近のブログで体調不良や精神的な不安を吐露し続けていた中井は、10日に「パンクラス
女子バンタム級のタイトル・ベルトは、パンクラスが返上しろというので、返上しようと想います」と
記すとともに、「中井りんの活動を休止したいと想っています」と、突然の活動休止を発表。

この件に関する補足として酒井CEOが15日に声明を出し、「中井りん選手がバンタム級から
フライ級に階級を変更するに伴い、女子フライ級とストロー級のベルトを新設をします。そのことから
本人了承のもと、バンタム級のベルトを返上し2月9日付けでフライ級のランキング1位になりました」と
伝えていた。

しかし、中井は17日(金)付けの最新のブログで、「その様なコメントを出さないで下さいと、私が
パンクラスにメールしようとしていた矢先に酒井代表のコメントが発表されてしまい、その内容は
真意と違いますので困っています」と、酒井CEOの声明に反応。

「女子バンタム級のタイトルに関しましては、当初はパンクラスからタイトル返上だけの要求でしたが、
宇佐美館長がパンクラスと交渉し『フライ級のタイトルをつくるのならバンタム級は返上してもいい』という
確約をとってくれた宇佐美館長の交渉努力によってフライ級のタイトル新設が出来ました。この事は
メールのやり取りによって証明する事が出来ます」と綴った。

さらに、「何年も前から想っていたのですが、パンクラス様のやり方に心を痛めていたのですが、そのことは
最近になってもっと状態は悪くなり…」と続け、「私中井りんパンクラスをやめたいのであって、
中井りんにとってパンクラスとの契約が負担になっていて心療内科で治療を受ける程大変な
負担になっています。ですから中井りんとしてはパンクラスとの『専属選手契約』を1日も早く
解消解除して下さいますよう、パンクラス様に御願い申し上げようと想っています」と、パンクラスに対して
契約解除を申し出る意向を示している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170218-00000000-gbr-fight