【宇宙開発】超小型ロケット、再挑戦へ 時期は未定 JAXA定例記者会見で

超小型ロケット、再挑戦へ=時期は未定-JAXA理事長

宇宙航空研究開発機構JAXA)の奥村直樹理事長は17日の定例記者会見で、先月打ち上げに失敗した超小型ロケット「SS520」4号機について、「JAXAとして、今回の原因、結果、対策を踏まえて再度打ち上げを進めたいと考えている」と述べた。
具体的な時期は未定とした。
 
観測用ロケットを改良した4号機は、全長約9.5メートル、直径約50センチと衛星打ち上げ用ロケットとしては世界最小級。
東京大が開発した重さ約3キロの超小型衛星を搭載していた。
 
奥村理事長は「軽量化の要求が厳しく、信頼性には十分配慮してきたが結果的には不十分だった」と説明。
「民生技術を活用し、ロケットをより、軽量、低コストに持っていく流れは加速されている」と述べ、超小型ロケット技術開発の必要性を強調した。(2017/02/17-17:25)

▽引用元:時事ドットコム 2017/02/17-17:25
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021701053&g=soc