児童養護施設で不正流用
*ソース元にニュース画像あり*
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5064002771.html?t=1487409778000
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
宮崎市にある児童養護施設で、元施設長などが国や県から支給された運営費の私的な流用など
少なくともおよそ1300万円について不適切な会計処理をしていたことが分かり
県は施設を運営する社会福祉法人に不適切会計の実態解明を求める改善命令を出しました。
改善命令を受けたのは、宮崎市高岡町で児童養護施設
「さくら学園」を運営する、社会福祉法人「再生会」です。
県によりますと、さくら学園では元施設長や元経理担当者は国や県から支給された運営費を
私的に流用するなど県はこれまでに1300万円の不適切な支出を把握しているということです。
県の調べによりますと、元施設長らは運営費をマイカーの給油費や
職員を含む私的な飲食代に充てていたということです。
一方、児童は、おさがりのリコーダーを使わされるなど適切な処遇が行われていなかったということです。
この私的流用は、匿名の通報をきっかけに発覚し県が調査を進めているもので、
これまで過去2年間を中心に調査を進め、今後はそれ以前をさかのぼり調べていくということです。
県は17日、不適切な会計処理の実態解明とともに再発防止策を求める改善命令を出しました。
これについて社会福祉法人再生会は
「これから県の指導のもと過去の経費についても不正の洗い出しを行っていきます」
とコメントしています。
02月17日 18時41分