【社会】女性刑務所 高止まりの受刑者数 「居心地いい」悪循環も

 女性刑務所の高収容率の問題は、受刑者数の急増とリンクしている。平成28年の犯罪白書によると、7年に1666人だった女性受刑者数はここ20年間で約2・5倍に増加。一方、男性受刑者は10年間で2万人近く減少しており、全受刑者に女性が占める割合は過去10年で2ポイント増えて8・3%まで上昇している。

 女性受刑者の増加は、薬物や窃盗など常習性が高い犯罪を繰り返す人が多く、再犯率が思うように下がらないことが背景にある。あるベテラン刑務官は「特に身寄りのない高齢者は刑務所の方が居心地がいいと万引などをしては、また戻ってきてしまう」と漏らす。

以下ソース
http://www.sankei.com/west/news/170218/wst1702180062-n1.html